さまざまなイベント企画を行っている鎌倉市倫理法人会

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2008年12月2日火曜日

鎌倉市倫理法人会第163回モーニングセミナー



『日本一の心地いい!毎回行きたくなる!学び多き

 鎌倉市倫理法人会のモーニングセミナーに!!』

        を目指して参ります。




平成20年12月2日(火)



テーマ:『疾病信号、病気をして学んだこと』



講 師:大和市倫理法人会 会長

    行政書士

    中村 一夫 氏











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講師中村氏は先月、大和倫理法人会の会長になられたばかりだそうです。

前会長が北海道・森町の町長になられたそうで、突然の人事だったそうです。



テーマの疾病に関して、中村氏は、

“自分は無関係であろう”

“メチャメチャ元気だし”

“医者の言うことは信じられない”

と言った具合でした。約1年前までは・・・・・・・。







1年前までは、体重が108kgあったそうです。

腹で風を切って歩いていたとの表現で笑ってしまいました。



ご飯はどんぶりに2杯は食べていて、お酒も大好き、つまみ、スイーツ…

好きなものを好きなだけ食べていたそうです。

もちろんタバコも吸っていたとのことです。







それは突然やってきたそうです。



去年の12月24日、

朝から胸が苦しいと思っていたが、

慶応の音楽祭があるとのことで聴きに行った。



聴いている最中も胸が苦しかったが、そこまで酷くなく、

帰りにお寿司を食べて、帰宅した。



夜寝ると、胸の苦しさが酷くなり、

ちょっとこれはまずいなと思い、119番に連絡。

自分でしっかり電話も出来、救急車を呼んだ。

まさか心筋梗塞とは・・・・・。











救急車の中で色々考えたそうです。

まぁ、明日には帰れるであろう、

意識はしっかりしているし、年末で仕事が忙しいし。



自宅の近くの大和徳洲会病院に運ばれ、

先生から心筋梗塞ですと伝えられた。



一度部屋が決まったが、すぐにナースステーションの近くの部屋に移った。

“ナースステーションに近い部屋=何か危険がある”

このことは自分の父親が亡くなった直前に

ナースステーションの近くの部屋に移された経験から

ようやく自分が相当危険な状態なんだと実感したそうです。



大和徳洲会病院ではやはり手に負えない状態だったそうで、

すぐさま救急車で東海大学病院へ。大和徳洲会病院の先生を乗せて。



東海大学病院に着くなり、看護師や医師やらが大勢待機していて、

すぐに血圧・血糖値等を調べられたそうです。



その時の血圧は上が240、血糖値が350だったそうです。



その後、すぐさまICUに運ばれ、絶対安静と先生から強く言われたそうです。



「ICUって相当危険なところですよね?」と看護師さんに聞いたら、

「2番目に危ないICUだから」と切り替えされたそうです。



先生からカテーテル治療で、心筋梗塞の箇所を治しますと診断された。

そのカテーテルの治療も上手くいき、これからどうするべきか先生と相談した。







自分の病気は、糖尿病+高血圧+高脂血症だそうで、

これが要因で心筋梗塞になったとのことでした。



医者からは痩せなさい、67kgまで痩せないとのことでした。

糖尿病はアレルギーではないので、別に何を食べても大丈夫とのことだが、

食事制限(カロリーを控える)等をしないと

ダメとのことであった。



そこから食事制限を行い、タバコを止め、酒も止めた。



また、インスリンを朝・昼・晩とお腹に打つ生活が始まった。

糖尿病とは、インスリンを出す膵臓のランゲルハンス島という部分が

インスリンを出さなくなってしまって起きる病気で、

ランゲルハンス島があまりにも働き過ぎると

そのままインスリンを出さなくなるが、

インスリンを外から注入し、

ランゲルハンス島を休めると復活することがある。



中村氏は後者で、医者のことをしっかり聞き、糖尿病を克服した。



現在の体重は65kgだそうです。







倫理の万人幸福の栞にも書いてあるが、

「病気は生活の赤信号」だと痛感した。



「苦難は幸福の門」

これは病気をしていなかったら、気付けなかったことがあった。



自分の周りの人に感謝する気持ちがなかった。

感謝されることはあったが、感謝することはあまりなかった。



救われた命だからこそ、世の中のために生きていきたい。









※ランゲルハンス島

膵臓(すいぞう)の組織中に島状に散在する細胞の塊で、

その数は20万個~200万個程度、平均30万個前後といわれる。

α細胞とβ細胞があり、どちらも血糖値をモニターしている。

血糖値が低くなった場合はα細胞がグルカゴンを、

高くなった場合はβ細胞がインスリンを血中に分泌し、

血糖値を維持している。

ドイツの病理学者ランゲルハンスP.Langerhansが発見。



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会長挨拶







田中 肇 会長



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朝の挨拶

万人幸福の栞輪読







片山 利夫 専任幹事



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連絡事項







境井 順一 事務長



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司会・進行







設樂 雄一 幹事





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19社20名のご参加、ありがとうございました。





記事:設樂 雄一

編集:齊藤 理恵








3 件のコメント:

  1. 鎌倉市倫理法人会のブログ立ち上げはモーニングセミナー当日で、まさに即行の実践です。設楽さん、斉藤さん、ありがとう。



    今日の設楽さんのコメントは、臨場感がありますね。講師の中村さんの息遣いが聞こえてくるようです。



    地獄の淵を見てきた中村さんの体験談は、多くの方、特に糖尿病、心臓病、高血圧の方々に聞いていただきたいです。



    「糖尿病は治る」体験から発した力強いメッセージ、ありがとうございました。



    田中 肇

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  2. 横北の荻原です。

    確か以前見た中村さんはもっとふっくらしていたのにと思いました。

    講話を読んでなるほど。

    そういうことがあったとは。



    病気が人の意識を大きく変えるのですねえ。

    勉強になりました。



    ありがとうございます。

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  3. 宮舘 真 [メンバー]2008年12月2日 23:09

    設楽さん、斉藤さん ありがとうございます。



    笹沼さん、村田さん準備本当にいつもありがとうございます。



    今回も、大至急のお仕事があり徹夜で、参加できず・・・・の高村です。



    最近、私が・・・しなくても、しっかりモー二ングセミナーが進行していることに、感激!!大感動!!です。



    モー二ングセミナー委員会の皆さんは、素晴らしい!!

    そして、古屋さん、ありがとうございます。



    モー二ングセミナー委員会の委員を、増員致します。皆さん、どうぞ、「ハイ!」と一声、委員会のメンバーになってください。



    ありがとうございます。

    今週も、皆さんに感謝!感謝!!でした。

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