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2014年2月20日木曜日

今日この日を生きる 仕事に生かす武士の心得


本日は横浜市戸塚倫理法人会の経営者モーニングセミナーにて石川真理子幹事が講話をいたしました。
鎌倉から応援として石渡好行会長と中山裕一朝礼委員長も駆けつけました。

※石川真理子氏のプロフィールは割愛いたします。

戸塚は女性会員も少なくないということで、まずは幕末明治に日本を訪れた外国人が日本女性をどのように評価していたのかを紹介。
日本女性のおおらかさや賢さ、教養の高さや立ち居振る舞いの美しさなど、気品あふれるその姿がいかに絶賛されていたかという記録は、まさに驚きに値します。しかも、それが士族など特権階級の女性のみならず、一般の女性、それも、最下級とされる女性が、欧米における貴族に匹敵しているというのです。
また、日本は男尊女卑であるとされますが、必ずしもそうではないということも、わかりました。

そして、このような女性をつくりあげたのが、武士道を基とする日本人の倫理道徳だったのです。
武士は「誠」を重んじます。字を見てわかるように「言ったことを成す」ことが重要です。これが実践倫理とまっすぐにつながるところです。
一日いちにち、善の道に励むことそのものが生きることであるということも、やはり倫理と同じでしょう。







また、かつては女性特有の徳として、以下の四つがありました。

○婦徳(やさしく素直で柔和なこと)
○婦巧(家事全般をこなし家を運営する)
○婦言(口をつつしむ。美しい言葉をつかう)
○婦容(美しい容姿につながる心のありよう)

婦容の徳は「美しい容姿」ではありますが、かつて日本では「内面の美しさが表に出る」とされ、美人というのはすなわち「心の美しい女性」のことでした。
内面を磨こうという意識は今に始まったことではないのですね。

さて、善の道に励むことは、時としてつらくなることもあるものです。
その時にどうすればいいのか。
石川氏は「明日死んでも良いように生きることだ」と語りました。そして、これこそが武士道の神髄でもあるのです。
現在にも充分生かすことのできる日本の美徳を、あらためて実践していきたいと思いました。



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