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2014年3月14日金曜日

行動があなたを語る~実践倫理と日本の美徳




本日は石川真理子幹事が川崎市南倫理法人会にて講話をいたしました。

※石川真理子幹事のプロフィールは割愛いたします。


【石川真理子幹事の講話】

石川氏は武家の末裔であることを意識しはじめた25歳の頃から、武士道とは何か、武家とは何か、ひいては日本人や日本の美徳とはどのようなものなのか、ということを独自に学び始めました。
その際、手引きとなったのが、武士道については新渡戸稲造の名著『武士道』や幕末明治に日本を訪れた外国人の記録でした。
それらをひもといた石川氏は、自分が学んできた歴史とはまったくちがう日本の姿、日本人の美徳をそこに見出したといいます。

以下は、石川氏の話した内容です。

日本では最下層にいたるまで教育が行き渡り、識字率が世界トップレベルでした。また、同じく最下層まで素晴らしい礼儀と節義が浸透しており、若者が役人などにのびのびと自分の意見を述べていました。当時の日本は男尊女卑といわれていますが、必ずしもそうではありません。女性が大事にされていることを、外国人は驚きをもって記録しています。
これほどまでに日本人は評価されていたわけですが、その根底にあったのは武士道に基づく倫理道徳です。
武士道の倫理道徳は寺子屋や書物を通じて一般にも浸透し、明治になってからは教育勅語として受け継がれました。
教育勅語は世界各国に翻訳されてベストセラーになっており、一番読まれていないのは日本です。
アサヒビール名誉顧問の中条高徳氏は『致知』という雑誌の四月号で、倫理法人会について紹介していますが、「万人幸福の栞」など教育勅語そのものだと述べています。
丸山先生は、戦後、人心が荒廃する中で、危機感をもって倫理を立ち上げられました。
まだGHQの統制があるなかでのことですから、たいへんな決意と覚悟、勇気であったと思います。
しかし、危険を冒してでも、我が国で連綿と受け継がれた美徳・美質を失ってはならないとお考えになったのだと思います。

倫理と出逢う前、私は自分なりに学んだ武士道を生活の中に生かし、「誠」を実践してきましたが、丸山先生の教えを、これからも日々に生かしていきたいと思います。
自分がまず変わり、実践する。日本を、自分から良くしていく。
これは使命だと思っています。

このように正しい倫理に則った行動をしていくことによって、縁する人や物が変わります。
縁するものが変わると、人生が変わります。
人生が変わり始めると、志が高くなります。
志高く生きることによって、肉体を失った後も、魂は生き続けます。
これこそが、本物の人生ではないでしょうか。武士は名を惜しむといったゆえんも、ここにあるのです。
日々の行動を変えることによって、名を惜しむ生き方、魂が生き続ける生き方、をしていきたいものです。





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