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2014年9月9日火曜日

9月9日


                     20149月9日火曜日

今日は二人で時間配分するハーフスピーチです。テーマと講師は以下の通り。
「鎌倫との出会いが私を変えました」 鎌倉市倫理法人会 幹事 清水克規 氏
「人生のコーチング」        鎌倉市倫理法人会 会員 長谷真子 氏      

小雨のそぼ降る中、鎌倉の日の出は520分です。役員が集まってくる5時半には、夜が明ました。

これから秋分の日までは、1日当たりほぼ1分ずつ夜明けが遅くなります。夜明けや日没の変化が最も激しいのが秋分・春分の日です。秋の日の入りの変化のことを「つるべ落とし」とはよく言ったものです。 

【石渡会長挨拶】「新年度に入り、先週の所信表明でも申し上げましたが、今年度は、利他の精神で人を育てることに邁進したい。講話で自ら話すチャンスを頂くこと、また、他人の講話を聴くことに感謝の心を持ちたいと思います。『ありがとうのCD』を皆さんに差し上げるので、一度聴いていただきたい。鎌倫から素晴らしい人材を輩出し、新たな日本を、そして世界を創造するために活躍して欲しい。」


次は、田谷 智広 事務長の 会員スピーチです。

「鎌倫のバザーが来月開催されます。私は昨年も娘を連れて参加しました。娘はバザーが何を意味するかについては、当時はっきりとは理解していなかったようでしたが、バザーの雰囲気を体で覚えたようです。広島の土砂災害のTVを興味を持って見ています。社会の問題点を知り、自分で何か対応しなければと思っているのかどうかは分かりませんが、バザーが災害の被災者や、恵まれない人達への活動であることは理解したようでした。親は、子供を良い方向に教育するには、日々模範を示しながら、生活しなければと思います。」

いよいよご両人の講話が始まります。

【清水 克規 氏 の講話】
「私は、バブル絶頂期の頃、ある不動産会社に入社しました。30人程度の社員で、年間40億円程度の売り上げがあり、社員の羽振りも良かった。しかし、バブル崩壊によって、会社が破産し、路頭に迷うことになり、当時、妻との関係も悪化し、会社で寝泊まりを繰り返し、深酒にも耽っていました。その最悪事態のときに、清興建設に就職することができました。清興建設では、元気に挨拶をして下さる方がいて、とても嬉しく思ったことを覚えています。富士研修所の研修に行ったが、最初は、あまり乗り気ではありませんでした。

その後、会長にも勧められて2回目の研修を受けたとき、真面目に対応しようと心を入れ替えて熱心に研修した結果、親、先祖のことを真剣に思い起こしました。特に母親の胎内で大事に育てられたことを思ったとき、涙が止まりませんでした。それまで、父母には、自分の住所も、離婚したことも知らせていなかったことを悔い、改めて親に謝り、いきさつなどの話をしました。その後、絶縁状態であった父の怒りも解け今度の正月には家に来ないかとも言われました。『子供はいくつになっても心配なものなんだよ。』と言われた母の言葉が身に染みました。まだまだ弱い私ですが、これからも倫理の道を誤らないように励みたいと願っています。」

【長谷真子 氏 の講話】

「長谷家に嫁入りしたとき、旦那の両親とは同居することを条件で結婚しました。義父(じいさま)は封建的で、怒鳴り、上から目線で話をする人でした。私は、人は全て平等な存在だと思っていたので、結婚半年後には特に義父には猛然と反発しました。家族間での決まりごとが多く、私には耐えられないものでした。例えば、ご飯を食べる順番と開始時間、お風呂に入る順番など、臨機応変にするべきときでも、事細かく決められた通りに実行することを強要され、うっとうしいものでした。私にとっては些細な決まり事なので、それを守らないと、いさかいが繰り返されました。元々長谷家は警察官の血筋であったようで、このことが、閉鎖的で一方的な考え方に影響しているのかもしれません。
喧嘩になると、憎い義父に『死ね』と暴言を吐いてしまったこともあります。そのような義父でしたが、料理がおいしいときには、素直に『美味しい』と可愛い反応もありました。
コーチングの研修を主催していると、研修生から色々な悩みの相談があります。
あれほど嫌っていた義父ですが、今となっては、コーチング研修時に遭遇する厳しい相談に対応できるのも、義父とのいさかいの経験が効果的だったと思うようになりました。よく考えてみると、「義父が助けてくれているようにも思えます。」

今回は、ハーフの講話でしたが、人間関係の赤裸々で、難しい問題を、ご自分の問題として捉え、自分が変わることによって解決して行かれた経緯が話されました。倫理の講話として、話題も適切でしたし、講話する方も、聴講する方も倫理の極意を学ぶことができました。
楽しい雰囲気を自然に醸し出す鎌倫の仲間に、また一人仲間(倉田敦子さん)が入会されました。鎌倫の明るい雰囲気を変えることなく、『笑顔で楽しく鎌倫の輪』で、来年度は百社を目指しましょう。                                           (平松 健男 記)





1 件のコメント:

  1. 素晴らしい、詳細な内容で良くできてますね、横北、横浜、鎌倉のblog最高です☆

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