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2015年2月18日水曜日


~捨てる生活~

まだまだ寒い朝が続いていますが、昼間には3月を思わせる温かさとなってきました。そろそろ木々の花粉が飛び始める時期です。敏感な人はそれに気付き始めているようです。

いつものように、声出しとして、草津節の替え歌「鎌倫音頭」を唄い、6時からは幹部朝礼が始まります。昨晩の幹部研修に続き、今朝のMSには、倫理研究所 法人局普及事業部 首都圏方面 副本面長の丸本 敏文 氏をお迎えしました。

早朝の由比ヶ浜公会堂には、期待に溢れた18名が集まりました。


MS開始は6時半です。

今日の「万人幸福の栞」の箇所は第八条「明朗愛和」です。「親子・夫婦の愛和こそ幸福のもと」であり、「おのれの如く汝の隣を愛すべし。」、「仇を愛し汝等を責むる者のために祈れ。」、そして、「すべて分れ争う国は亡び、分れ争う町または家はたたず。」で結ばれています。最近の国際情勢を見ると、この言葉の持つ深い意味を感じます。

最初に、石渡会長の3分間スピーチです。


「私は、鎌倫の会員、特に若い会員の育成に心掛けています。最近、鎌倫内だけでなく、外でも数多くの会員が講話を担当して、非常に好評を頂いていることを嬉しく思っています。今後も、益々この勢いで、本物の倫理活動を続け、百社達成にも結び付けたいと思います。」

続いて、田谷事務長の3分間スピーチです。


「下の子供が13か月になりました。私が家に帰ると、真っ先に玄関の音を敏感に感じて喜んでくれます。親が愛情を注いでいるのを感じると、親に喜んで貰いたいとの思いで、自分のおむつをおむつ入れに入れたり、洗濯物をたたもうとしたり、おっぱいを飲むときにはタオルケットを持ち出そうとしたりします。また、美味しいと感じた食べ物は、姉にも渡そうとします。親の心を鏡に映したような仕草を見るにつけ、可愛いと思うと同時に、責任を感じます。」

いよいよ、丸本 敏文氏の講話です。


【丸本 敏文 氏 のプロフィール】

倫理研究所 法人局普及事業部 首都圏方面 副本面長として、各地で講話をされています。本日のテーマは、『捨てる生活』です。

「倫理法人会の創始者であられる丸山 敏雄 先生は、短歌や書道を嗜まれ、特に短歌は、生涯で6.500首作られたと言われています。その中で、以下の短歌を紹介します。『すてにすて、すてて又すて、すててこそ、まことの我は、あらはれると知れ』」

「今までしまっておいた宝物だからとして、捨てなければ、その宝物への執着心に、いつの間にか惑わされ、本当の宝物が見えてこない。ということだと思います。丸山先生の弟子のひとりは、バス会社の営業部長をしていたのですが、順風満帆であったこの職を捨てて倫理の世界に飛び込んできました。このように大事なものでも捨てる決心をした人たちのお蔭で、今の倫理法人会の組織が存在するのだと思います。またある弟子は、朝着けていたネクタイを、仕事を終えた夕方には、ごみ箱に捨てたということです。」

ほかにも色々な具体例をもって話されましたが、過去の執着心を捨て、新たな希望を持つ未来へと船出するためには、このような『潔く捨てる』という思い切りの良さが必要だと改めて感じました。皆さんも家じゅう散らかっている中から、時間をかけて探し出して仕事をしていることはありませんか? 思い切って捨てれば、生き返ったような生活ができると思い知らされました。

MS後は、いつものようにオリーブの木で朝食を頂きます。十数名の仲間が笑いの中で食べる食事は、癌細胞をも殲滅し、悲しみや苦しみから解き放してくれるように感じます。
 

人力車がやってきました。丸本氏をホテルまでお送りし、皆もそれぞれの生活の場に散っていきます。(平松健男 記)


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