さまざまなイベント企画を行っている鎌倉市倫理法人会

モーニングセミナーをはじめ、おもしろ企画をどんどん行っています。いろんな経験をしたいなら鎌倉市倫理法人会へ!

2015年5月26日火曜日


~空を見上げて歩こう~新倉 かずこ

まだ5月というのに、夏日、真夏日の飛び交う毎日です。日本近海の海面温度は明らかに上昇していて、温暖化は、太平洋、日本海、北極海の順に激しくなっています。一方、赤道付近では典型的なエルニーニョ現象が発生し、元来東風の貿易風の風向きが西風へと反転し、ペルー沖の海面温度が異常上昇、南米海域の水蒸気の大量蒸発により、その地域に大雨を降らせています。そのため、南米各地やアメリカ南部にも大洪水が発生しています。同時に、オーストラリア北部の海面温度は低下し、大旱害を発生させます。つまり、太陽熱で熱せられた海面が風で吹き寄せられて、太平洋の東側に高温部を、西側に低温部を作っています。

全世界的に見れば、北半球では、太平洋、日本海、北極海の順に温暖化が激しくなっているのに対し、赤道付近では、温暖化と寒冷化とが拮抗しているようです。

つまり、人類の消費エネルギの大きな北半球の高緯度地域の海面温度の上昇が顕著になっています。この分で行くと、今年の日本の夏は最高温度40℃以上が連続しそうです。

 早朝、由比ヶ浜公会堂には、鎌倫特有の笑いの声がこだまし、他会からも多くの方々が公会堂に吸い込まれました。


きびきびとした幹部朝礼に続き、6時半にはモーニングセミナー開始です。

最初に石渡会長の3分間スピーチです。


 「私は、利他の精神を養い、自分自身を成長させるため、仏前で、毎朝、40分間の一人活力朝礼を実行しています。昨日の行動を細かに報告しています。仏様の前で嘘をつくわけにはいきませんので、素直に報告しています。ご先祖様や他人とも同調しながら過ごせればと思っています。本日は、新宿の新倉会長に講話をお願いしました。これで3年連続(4月)です。今回は新作発表をして下さるというので、期待しています。新倉会長は、ハートが素晴らしい方です。新宿から大勢が応援に来られていることも嬉しく思います。倫理はご縁が大事です。自分が輝かなければ、いい人とは出会えません。日本創生のために学びを必要としている人をセレクトして行こうと思います。」

次は、皆川副会長の3分間スピーチです。



「私の知人に、親から虐待を受けて、足にケロイド状の傷を負った女の子を引き取って育てた方がいました。その方は、その女の子を育てるに当たり、子供の心の傷を癒すための見え透いた策は取りませんでした。女の子には、『人に親切にすること。玄関を掃除したら食事していいよ。』などの対応をするとともに、女の子には、いつも自分が丹精込めて作ったオリジナルな洋服を着せていました。女の子は、やがて大きくなり、『自分のケロイド状の足を、幸運のお守り』と思うようになりました。あるとき、『このお守りがあったから、おばちゃんの子供になれた。』と素晴らしい感謝の言葉がありました。私は、この話を聴いて、涙が止まりませんでした。」

いよいよ新倉 かずこ の講話です。

【新倉 かずこ のプロフィール】
東京都新宿区倫理法人会 会長 法人レクチャラー
()ナルミ 代表取締役。
31年間勤務した損保会社を辞め、1年間休息(海外旅行、ミュージカル、映画などで命の洗濯。その後、社員教育の経験(18年間)から、マナー講師などの社員教育を依頼されたのを機に、8年前に新たに起業。
倫理に出会い、この3年間新宿区の会長を務める。



「今日は、最近経験した新しいお話をします。」と切り出されました。「普段は、外界から切り離された室内で、下ばかり見ながら、時として憂鬱な時間を過ごしていることが多いものです。そのようなとき、外に出て空を見上げると、『この小さな悩みは何だったのだろう?』と、思います。坂本九さんの『上を向いて歩こう』は、素晴らしい歌です。

自らの人生を語るのが倫理のセミナーです。このことに感激して倫理に入りました。家族への感謝。喩え罪を犯したとしても、母は味方になってくれる。家族とは駆け込み寺そのものであり、鎌倫の姿勢もそれに重なります。身近な人(近親者)に『ごめんね』、『ありがとう』が言えない人が多いけれど、『ごめんね』が、家族の心を開き、受け入れる心を開きます。毎日を笑って過ごし、否定的なことを言わなければ、福がやってきますが、その逆の場合は、相手を責めることになり、責める心からは何も生まれません。正義の刃で他人を責めたてるのはいけないことです。

昨年、新宿区倫理法人会内部で、ある問題が発生し、会長として苦しい立場に立たされることがありました。その状態を打開するために、倫理指導を受けたり、先輩の方に相談したり、3週間休みを取ったりと、色々と悩みましたが、結果的に自分の問題であることを悟りました。常に元を忘れず、会員の心に届く振る舞いこそが大切だと感じました。この問題の解決により、病に苦しむ人の気持ちもよく分かりましたし、またとない経験をさせて頂いたと思っています。」


この後、オリーブの木で美味しい朝食を頂きながら、一人120秒で感想を述べ合いました。その後、新倉氏は、恒例の人力車でオリーブとホテルを往復されました。
平松 健男 記)


0 件のコメント:

コメントを投稿