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2015年6月23日火曜日


~倫理を正しく学ぶ~蓮実 利勝

昼間の時間が最長となる夏至を迎えました。太陽光を目一杯受ける北半球では、本来この日に気温が最高になると思われますが、最高気温はほぼ1カ月遅れでやってきます。冬至も最低気温は1カ月遅れです。1カ月遅れの原因は、海洋が大きな熱容量を持ち、しかも、海水が上下に撹拌されることにあります。九州地方や東北地方は大雨に見舞われましたが、ここ湘南地域は穏やかな梅雨に終始しそうです。鎌倉では、紫陽花が真っ盛り、観光に訪れる人の波で土日の鎌倉は超混雑です。


本日の講師は、(一社)倫理研究所 参事 法人アドバイザーの蓮実 利勝 氏です。

石渡会長の3分間スピーチが始まりました。

「毎朝、私は一人朝礼を実行しています。仏前で般若心経を称え、過去の反省(後始末)と将来(今日・明日)の計画などをご先祖様に報告しています。ほぼ40分程度かかりますが、嘘はつけず、実行が伴わなければ意味がないので、大変です。MSに毎回出席する理由は、自分の心が弱いからだと思っています。弱い心を奮い立たせるため、良き先輩の講話を聴いているのです。今日は蓮実先生の講話です。蓮実先生の講話を聴いていると、じわじわっと効いてきます。」

次に清水 克則 会員の3分間スピーチです。


「年老いたお婆さんが、ゴミ出しをしていたのを見て、私の息子はそれを率先して手伝いました。自分が思うことを素直に実行に移す勇気を持っている息子に感心しました。最近、MS開始前に、公民館の外で来会者の案内をしています。そのとき、見知らぬ人にも挨拶をしています。最初は、不思議そうな目で見られることもありましたが、最近では、笑顔で返してくれる人、会話に発展する人も多くなりました。良いと思うことは勇気をもって実行したいものです。」

いよいよ、蓮実 利勝 氏の講話です。


40分の一人朝礼をしていると、自分の何かが見えてきます。倫理指導とは、指導する側が自分の意見を押し付けるのではなく、指導される側が、自ら気づくように仕向けることです。自分で気づくこと(内観法)、自分が決心して誓い、その決意に従って、突き進むことが大事です。自分を中心とする縦の関係【宇宙、神仏(幽界)、親、自分、子供(顕界)】を大切にするべきです。神仏に祈るときには、自分だけのご利益を願うより、誓いの成就を願うべきです。」

「戦後教育には、倫理・道徳が欠けていると思います。倫理・道徳の教育は小さい頃から始めることが重要です。縦の関係が軽んじられてしまい、統制が取れなくなっています。企業にとっても、人の教育が重要でしょう。会社が破綻しそうになっても、社員が教育されていたなら、破綻は回避できると思います。」

バングラディシュのダッカ大学が倫理の導入をしようとしています。きっかけは、万人幸福の栞が、イスラムの教えに合致するということです。倫理は、本物の宗教に受け入れられるという意味でも、宗教であると言っても良いと思います。」
「事業不振の根本原因は、相手を責める気持ち・赦さない気持ちだと思います。たとえ、借金を踏み倒されても、それを赦すことができれば、結果的に3倍にもなって帰ってくるものです。」


この後、オリーブの木で美味しい朝食を頂きがら、一人1分で感想を述べ合いました。その後、数名の会員が倫理指導を受けました。(平松 健男 記)

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