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2016年1月26日火曜日

~苦難は幸福の門「ピンチはチャンス どんな時も道は開ける」~幸田 朱未 氏

2016126日(火)

沖縄には、史上初の雪が降り、鹿児島には雪が積もりました。ここ鎌倫では、寒さに震えながらも早い人では5時前に由比ヶ浜公会堂に集まり、MSの準備です。今冬は、単純な地球温暖化説では説明できない異常気象です。ジェット気流の異常南下と赤道直下の強いエルニーニョ現象の発生が異常気象の原因だとしています。この因果関係については納得しますが、それらと地球温暖化との関係は定かではありません。沖縄では、史上初の雪が降りました。暖房器具を用意していない家庭では、寒さを凌ぐのに、一苦労だったことと思います。

本日は、新宿区倫理法人会 幹事、()シナジー・エンタープライズ副社長の、幸田 朱未 氏の講話です。

先ずは、会長スピーチです。

「先日、車で東京の早稲田通りを走っていたとき、Uターン禁止道路でUターンし、お巡りさんに捕まってしまいました。以前なら、そのようなとき、『運が悪かった残念!』と思ったでしょうが、今回は、そうではなく、『自分がいけなかった。時間調整できてむしろ良かった。大事故でなくて良かった。』と肯定的な気持ちになりました。」

ここで、1月度の誕生(齋藤晴美さん、長谷真子さん、根岸猛さん)を祝って、ハッピバースデイを唄い、花束贈呈です。

次は、齋藤晴美 幹事3分間スピーチです。

「数人をAB2組に分け、以下のようなゲームをしました。『それぞれは少々離れたABの机にグループ毎に座っています。互いの机には、同じ食べ物が乗っており、その食べ物を相手の机に届く長い箸を使って食べて貰う』というゲームです。元々、長い箸では食べて貰うことは困難です。従って、短い箸を使って、自分のチーム同士でたべて貰い、その後接近している相手方に短い箸を使って食べて貰うことにするのが最短です。つまり、組織が有効に活動するには、互いに相手の身になって行動することです。自分本位になってしまうと、できるものまで、できなくなってしまいます。」

次はいよいよ幸田 朱未 のスピーチです。

幸田 朱未 氏のプロフィール】
26歳まで札幌で育つ。大学では建築工学を専攻し、建築会社に就職。
1子(長男26歳)が6歳のとき、第2子(長女18歳)がダウン症候群で誕生。
その後、ご主人が進行性の筋肉委縮症を発病。お二人の介護に人生を捧げてきた。
新宿区倫理法人会 幹事、()シナジー・エンタープライズ副社長

「長女が生まれると、直ぐにダウン症候群(染色体異常、千人に一人の確率で発病)であることが分かり、大きなショックを受けました。しかし、手足は健常者と同じであり、私の人差し指を握ってくれる赤チャンを愛おしく思い、苦難を乗り越えて生きる決心をしました。ダウン症候群の子供は免疫力が弱く、常にお医者様のお世話になりました。しかし、障害者の長女は、今でも本当に純真無垢で可愛い存在です。日本では、障害児を隠すことが多いのですが、一人の人間として、仲間としてみてほしいと思います。」

「その後、主人が難病の進行性筋萎縮症に罹り、闘病生活に入りました。次第に筋力を失い、今までできたことができなくなり、言葉も発せられなくなりました。昼夜の別なく介護する毎日に困り果てていると、介護の援助に手を差し伸べてくださる方や入れて頂ける介護施設が見つかるなど幸運に恵まれました。経済的にも恵まれてきました。困り果てると、いつも神様が手を差し伸べてくださいました。そして、そのようなときに限って、神様がピンチをチャンスに変えてくださるような気がしました。

二人の障害者のお蔭で、障害者に関して各地で講演し、学校の授業に取り入れて貰い、本を出版することもできました。障害者のありのままを理解して貰い、互いに寄り添うことのできる存在であることを理解して貰いたいと思います。」ピンチをチャンスに変える幸田氏のバイタリティはどこから出てくるのでしょう。お天道様は見ています。

集合写真を撮り、オリーブの木で美味しい朝食を頂き、皆さんで感想を述べあいました。今日の話には、皆さん涙のこぼれるのを我慢したのではないでしょうか?

その後、明るくなった鎌倉駅までの路を、人力車で往復されました。寒さで震え上がられたのでは?

平松 健男 記)

2016年1月20日水曜日

~EMで人も地球も蘇る~信國 祐介 氏

2016119日(火)

凍てつく本格的な冬が到来です。昨日は首都圏の各駅で、大混乱が発生。早朝から雪が雨に変わり、降雪量も僅かなので通勤・通学客が通常程度であったにも関わらず、電車の大幅間引きと、スピード制限とによって輸送力が大幅にダウンした結果のようです。前回の大雪で架線切断があり、それを恐れての処置とのことです。が、リスクに対する過剰反応とも言えましょう。各駅のホームには、超満員の乗客で溢れ、乗客には大迷惑をかけることになりました。

本日は、善玉微生物の投入によって、どぶ池やどぶ川を蘇らせて来られたEMジャパン社長の、信國 祐介 氏の講話です。

先ずは、会長スピーチです。

「本日の講話は、信國 祐介 氏にお願いしました。昨年、大村智さんは、寄生虫感染症の治療に大きな効果が得られる微生物の発見に対して、ノーベル賞を貰いました。今日の講話は、汚濁河川などの浄化に画期的な清浄効果を持つ微生物の開発・販売に注力されている信國氏のお話です。とても楽しみにしています。」
「私は、毎日のルーチンワークとして、トイレと階段の清掃をしています。先日、トイレの掃除をしたら、ウォッシュレットの水がかかったのでしょう、ウォッシュレットが機能不良となりました。感謝しながら実行しているからでしょうか、2,3日後には直りました。本日も大勢の方々に、MSに参加していただき、感謝です。」

次は、清水克規モーニングセミナー副委員長の3分間スピーチです。

「子供の頃の父との思い出は、いくつかあります。軽のスバル360で静岡まで鮮魚を買いに行ったこと。また、沼津に釣りに行ったこと。家族4人で仙台に行ったときには手漕ぎのボートに乗ったこと。中学ではサッカー部に入り、父から離れました。高校では、バイクに乗りたくて、両親に買ってもらいました。・・・・時間切れで、続きは次回です。」

次はいよいよ信國 祐介 のスピーチです。
信國 祐介 氏のプロフィール】
1940年に、中国広東省広州市生まれ、終戦6ヶ月前に帰国。現在75歳。
()イーエムジャパン 代表取締役  EMEffective Microgarnish

「倫理のMSには何度か参加しました。夜型人間なので、早朝は苦手です。太田地区長、松谷会長、石渡相談役にはお世話になり、今回MSに参加。目が覚めました。皆さんには、EM活動を是非知って貰いたいと思います。」ここで、10年以上前に作成したEMの動画を映写。付近の住民(子供たちを含む)と協力しながら、微生物のEMを含む泥だんごを作成し、投下すると、川や池の汚泥などが清浄化される感動的な光景が映し出されました。EMが汚泥に含まれている悪玉微生物を排除し、善玉微生物を活性化することにより、本来の清浄な河川の姿を取り戻す様子は、地球を本来の姿に戻すことが夢ではないと感じさせるものでした。また、微生物のEMは、肥料や飼料に添加することによって、動・植物の健康を維持するための抗酸化食品・飼料(善玉活性化剤)として機能するので、老化の防止、成人病予防にも顕著な効果があるとのこと。信國氏の若作りのつやつやした皮膚、ふさふさとした髪の毛を見ると、とても75歳とは思えませんでした。土壌改良による自然農法で栽培した果物、野菜は、腐敗が少なく、味も良く、理想的な食品だと思いました。微生物の生態を研究されている琉球大学比嘉照夫教授と共同で事業化された()イーエムジャパンの将来は明るいと思いました。
「私は52歳でこの事業に立った一人で取り組み始め、幾多のパッシングを受けながらも、諦めずに続けてきました。」と語られる信國氏の姿は、むしろ誇らしく、人類の明るい未来を約束しているような力強さを感じました。私たちは、産業革命以前の地球環境を取り戻しながら、日本いや世界から貧困をなくし、平和で明るい社会を目指すための大きな柱を見た気がしました。このような仕事に邁進されている信國氏が、倫理法人会に入会されたなら、会員一同が益々活性化されることが期待されると思いました。

集合写真を撮り、オリーブの木で美味しい朝食に舌鼓を打ち、皆さんで感想を述べあいました。()イーエムジャパンの会社理念として「利他即自利」は、倫理法人会が標榜する「利他の精神」と相通じるものです。鎌倫への入会を心からお待ちしています。

その後、明るくなった鎌倉駅までの路を、太田地区長とご一緒されました。

平松 健男 記)

2016年1月12日火曜日

倫理との出会い:中山 裕一 氏          明朗はアンチエイジング:蔵田 のり子 氏

2016112日(火)

京浜地域に初雪が降ったとのこと。やっと、普通の冬に戻りました。寒さが身に沁みますが、ほっとした気持ちにもなりました。日本の上空を流れる偏西風が南下し、偏西風以北の本格的な寒気に日本列島がすっぽり入ったようです。

本日は会員の中山氏と蔵多氏のハーフタイム講話です。

最初は、会長スピーチです。


「今年は明るい笑顔で1年を送ることが目標です。1週遅れとなりましたが、理事長挨拶を代読します。」として、以下の内容の挨拶がありました。

    日本創生と地球倫理の推進
    全国の会員会者数増:6.210万社、拠点数671箇所の拡大
    日本の伝統文化への回帰
    砂漠の緑化、倫理活動の国際化促進
など、

次は鎌倫会員の中山 氏のスピーチです。


【中山 裕一 氏のプロフィール】
大卒(昭和63年)後。不動産業一筋に28年間(浜松4年、宇都宮7年、横浜17年)
()戸塚不動産 営業部長
鎌倉市鎌倫法人会 幹事(39カ月前に入会)

「『何故鎌倫に入会したのか』、『何故まだ鎌倫にいるのか』について、お話したい」として講話が始まりました。「誘われて、20124月の倫理講演会に参加、そのとき、入会を決心しました。不動産業界では、競合他社の営業マン同志は友達関係にあることも少なくありません。何故なら、不動産の売買は、売り主と買い主の両方から同額の手数料が入る仕組みになっていて、一般の広告に掲載される前に、営業マン同士がお互いにいい話を持って来ることが多いのです。従って、信頼される営業マンになれば、どんどん営業成績が上がることになります。つまり、営業マン同士は互いにウィン・ウィンの関係にあります。そのようなことなので、営業マン同士は酒や、マージャンなどでお互いに付き合いを良くする例が多いのです。私も、毎晩のように徹夜マージャンをしたり、夜遅くまで酒浸りになったりで、夫婦関係にひびが入ってしまいました。このことを反省し、占い師に相談したところ、酒やマージャンで相手の心を掴もうとするのではなく、徳を積んで信頼される人間に成長しなければいけないと言われました。その助言で大いに反省し、鎌倫で徳を積むことが本来の道であると悟りました。」

次は、同じく鎌倫会員の蔵多 のり子 氏です。


【蔵多 のり子 氏のプロフィール】
鳥取産まれ
鎌倉市鎌倫法人会 幹事(昨年入会)
マノマッジオ 代表

「私の父は国鉄マンでした。駅長をしていた父は、2年ごとに転勤があり、一家で移転しました。駅長と言えば、その地域では持ち上げてくれる存在でしたので、居心地のいい暮らしをすることができました。しかし、皆さんが持ち上げてくれた仮の姿でしかなかったのかもしれません。昨年、左眼が見えにくくなり、右眼だけで運転した方がいいという程度に左眼が悪化しました。病院で、白内障と診断され、12月に両眼を手術しました。その間、今までの自分をどう捉えたらいいかを考えました。色々な角度から考え直した結果、どこに基準を置くかで、人間が変わってくることが理解できました。眼の手術をした結果、世の中が変わり、鮮明にくっきりと見えるようになりました。目がきれいになると、皆さんがきれいになったような感じさえしました。」
手術が成功し、眼だけでなく、身も心もいい方向に変えられた蔵多さんに、皆さんが感動しました。


集合写真を撮り、オリーブの木でお汁粉付きの美味しい朝食に舌鼓を打ち、皆さんで感想を述べあいました。感謝の気持ちで人間関係を改善できれば、その人を根底から変えて行くことができる倫理の素晴らしさを学びました。


平松 健男 記)

2016年1月7日木曜日

~新年の決意発表~会長以下全員

201615日(火)

昨年来の異常気象を引き継いで、異常に温かいお正月を迎えました。気象学の専門家はエルニーニョ現象と異常気象との関係を強調されます。エルニーニョ現象とは、赤道上の貿易風の風向きが、通常の東風から西風となり、温かい海表面の海水がペルー西岸沖に吹き寄せられて,海面が異常高温の塊となり、上昇気流を発生させ、その部分が強い低気圧となり、大雨を降らせる現象です。その周辺には一定距離離れた場所に高気圧が発生、交互に低気圧・高気圧となり、異常気象の原因となります。従って、地球温暖化との関係は不明です。日本近傍でも、低気圧と高気圧とが交互に並び、異常豪雨・旱魃、異常高温・低温などを引き起こします。しかし、温暖化との関係は未解明のままです。

つまり、地球温暖化現象を地球全体の温暖化が原因とする立場を取れば、異常気象との関係は明確にはなりません。一方、局部的温暖化や寒冷化に注目すれば、因果関係はかなり明確になるでしょう。つまり、「CO2の温室効果⇒地球温暖化⇒異常気象」のロジックは成立せず、「地域の特殊事情⇒局部的な温暖または寒冷⇒異常気象」というロジックが正解ではないでしょうか。

最初に、会長スピーチです。


「理事長挨拶を代読する予定でしたが、手違いで原稿を持参していません。次週、代読します。」「しばらくサボっていた年末の会社の大掃除を社員と一緒に実行しました。捨てるべきは捨てるという決意でしたが、まだ不十分だと思っています。また、小さなことから実行することとして、毎日の食器洗い、玄関・トイレの掃除も担当しています。私は今まで大きな苦難には遭っていません。小さな苦難を乗り越えて来られたのは、今日様(石渡相談役)から教えて頂いた『言霊(ことだま)』であったような気がします。『ありがとう』を口癖のように言えば、いつも感謝の気持ちでいることができ、素直な気持ちになり、全てはいい方向に変わって来ます。倫理法人会の目的の一つは、『大人の寺子屋』であり、『日本創生』の担い手になることだと思います。先日、鎌倫はモデル単会として、最高位の『菊』の認定を受けました。これに慢心することなく、更に上を目指したいと思います。2ヶ月に1回モデル認定をして貰おうと考えています。」

「今年は、上記の目標のほかに、以下の目標を達成したいと思います。MS出席率50%以上。老母の足を揉む。2か月に1回以上墓参りする。鎌倫の魅力を膨らませ、普及拡大に繋げる。」


















その後、白木副会長差し入れのおとそを頂き、皆川副会長お手製の美味しい正月料理を頂きながら、出席者全員から新年にあたっての抱負が力強く語られました。

平松 健男 記)