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2017年1月25日水曜日

~倫理経営が日本を救う~齋藤 隆己 法人アドバイザー

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全国的に今冬最大の寒波に襲われ、特に日本列島の日本海沿岸部は、全域で大雪に見舞われ、太平洋側も冷気で震えています。北極海の海面温度は毎年少しずつ上昇しているようですが、日照の殆どない冬季の北極圏上空の大気は極寒の状態で、その寒気が、日本までやって来て、地球温暖化とは逆のような気候になっています。北半球の海面温度が上昇している分、海面から立ち昇る水蒸気が多く、降雪量は多くなります。地球温暖化が進めば進むほど、大型台風の来襲、極端な暑さが続く夏、極端に寒く、豪雪となる冬という気候になっていきます。

早朝の寒さをものともせず、6時には元気よく役員朝礼が始まりました。6時半からは、20名(18社)が、由比ヶ浜公会堂に集まりました。

初めに松谷会長のスピーチです。

「鎌倫の会員数は、現在42社と減っており、このままでは、財政的にも存続困難となることが明白です。今年度中に70社を目標としていますが、『第三者から見て、魅力ある鎌倫』との思いで、多彩な行事を組んでいます。皆さんも積極的に行事に参加し、盛り上げてください。」

1月にお誕生日を迎える長谷 真子さん、小林 千穂さんに、「Happy Birthday」を唄い花束を贈呈しました。
次は、清水 克則 モーニングセミナー委員長の会員スピーチです。


「私は、鎌倫の仕事(会社の仕事なども)を他人には依頼せず、自分で実行してしまうことが多く、これではいけないと思っています。人に依頼すると、その人が急に休んだり、忘れてしまったりすることがあるので、そのリスクを回避する意味もあります。

従って、モーニングセミナーには皆勤、遅刻もしていません。そのことを石渡相談役に話したところ、『あなたが、なんでも自分でしてしまうのはいけない。そして、それを他人のせいにしているのもいけない』と言われました。」

「田谷さんからは、『心配なら、会員スピーチなどは自分ですればいい。』とも言われました。ご両人の意見を聴いて、イライラがなくなり、すっきりし、火曜日(M/S)が好きになりました。『自分が変われば人も変わる』という言葉を嚙みしめたことでした。」

いよいよ、齋藤 隆己 法人アドバイザーの講話です。 
【齋藤 隆己 氏のプロフィール】
昭和10年 生まれ
昭和36年 倫理法人会に入会
平成19年 倫理研究所法人局 参事
平成22年 倫理研究所 法人アドバイザー

テーマは『倫理経営が日本を救う』です。

「家を富まさんとの思いで商売をするにあらず。国を富まさんために商売の発展をはかるべし」 との丸山敏夫先生の言葉をご紹介頂いた後に、それを実践された今居寅吉さん(紅屋オフセット()の創業者、昭和20年代に家庭倫理に入会、最近101歳で死去)の倫理経営を、パワ-ポイントを使いながらわかりやすくご紹介いただきました。

「今居寅吉さんは、『奥様が自分に従わない。朝挨拶もしない。どうしたらいいか?』ということを、倫理研究所の先生に相談、返ってきた答えは『あなたから挨拶しなさい』との倫理指導でした。」

「彼は、『男尊女卑が当たり前の時代に、それはできない』と躊躇したのですが、実践を決意し、家に帰り挨拶をすると奥様も挨拶を返してくれたのです。今までの自分を反省し涙が溢れてきましその後、すぐに大手の会社から取り引きの依頼があり、会社の発展が始まりました。

昭和48年には利益目標を納税目標に変え、昭和63年には、ついに年間納税額が500万円を突破するまでになりました。」

「家庭健康、身体健康、事業健康の3つを目標とし、実行されました。『正しく生きた人には、必要なものが必ず与えられること』を、要物必与と言います。」倫理を知って実行すれば健康で幸せになる。という、齊藤先生のお言葉は説得力があり、私達も素直に倫理を実践していきたいと思いました。
この後、集合写真を撮り、場所をオリーブの木に移し、土屋さんが料理された美味しい朝食を頂きながら懇談しました。


食後、講師の齋藤 隆己 氏は、恒例の人力車で、(ぶるぶる震えながら?)鎌倉駅までお帰りになりました。        (平松 健男、高田 桃子 記)

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