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2017年8月31日木曜日

~会長職に感謝~鎌倉市倫理法人会 会長 松谷 直 氏

20170829

本日のモーニングセミナーは、松谷会長の会長職離任に当たって、今までの経過や、会長自らの感想を述べられる会となりました。

6時からは役員朝礼、6時半からMSが始まりました。

先ず、皆川副会長の挨拶です。


「松谷会長、2年間の会長食、ご苦労様でした。ありがとうございました。倫理の本質はボランティだと思います。会長が変わると、会全体に会長の個性が現れてきます。自分の思いでやって実績が挙がるのがいいと思います。

人に恥をかかせるのはタブーです。『何をしているんだ。』と口で叱るより、手を貸してあげることです。

相手の悪い部分は目立つし、そこを注意されただけでは、梯子を外されたのと同じです。本当に支えてくれる人には、ありがたいと思います。その人ができないことをこちらがフォローする。やれないところを責めずにフォローすることが大切だと思います。会長職は学級委員長のようなものですね。人格を磨かなければ務まりません。自分のできることをし、和気藹々とする雰囲気作りができるといいと思います。」

いつも、毎週のMSの朝食や、イブニングセミナーの食事の準備をされたり、会員の皆さんの彩り鮮やかな名刺を作成されたり、早朝のMSに遠方から来られる方々をご自宅に宿泊されたりと、献身的な心遣いで会の運営を支えてくださる皆川副会長には頭が下がります。今日のお話も納得でした。

次は、清水モーニングセミナー委員長の会員スピーチです。

「今日は、栞の13章の『本を忘れず、・・・』に関する話題をお話したいと思います。父が最近亡くなりました。それほど急に亡くなるとは思っていなかったので、看取れなかったことがとても残念でした。

頑固な父でしたが、最後の言葉は『ありがとう、ありがとう』の連続でした。その言葉に、私も涙が出ました。母親にはせいぜい親孝行をするとともに、私自身も立派な死に方をしたいと思います。」

いよいよ松谷 直 会長の講話です。

【松谷直 会長のプロフィール】
昭和34年生まれ、58
()マツヤ(昭和35年、父が創立) 代表取締役
大卒後3年間石油系の商社で修業後、26歳で自社に就職
32歳で結婚、二男・一女に恵まれる
ガソリンなどの販売の他、自動車整備、レッカー車事業などにも進出

19113月の東日本大震災のとき、現在の石渡相談役に勧められ、逼迫していたガソリンを、近所のお得意様の家まで届けることとし、喜ばれたことから、5月連休以降MSに出席するようになり、異業種交流の意味もあり、鎌倫に入会しました。お役を引き受けること。MSなどでの講話聴講で、『企業経営にとって、従業員を幸せにすることが第一』ということ、『ありがとうの心の大切さ』を学び、自分自身が育ってきたような気がします。椅子にぶつけて痛い目に遭っても、椅子が悪いのではなく自分が悪かったのだと思えるようにもなりました。」

「私は人前で話すことが苦手でしたが、会長を経験し、少しずつ克服してきたのではないかと思っています。今期、鎌倫70社を目標として活動してきましたが、到達できませんでした。そこで、頭髪を丸刈りとしてきました。」

「何よりも、以下のことをこれからも実践していきたいと考えます。
  楽しくなければ倫理ではない
  セブンアクトの実践
  今に生きること
  先ずは55社を目指し、将来は100社を目指すこと

皆さんのこれまでのご協力に感謝します。」

この2年間の松谷会長のご努力に感謝します。これからも倫理の本道を歩まれ、会社の益々の発展、従業員・ご家族の幸せの向上を期待しています。

続いて、田谷専任幹事、中山事務長(次期会長)からのお礼のご挨拶がありました。

 
この後、集合写真を撮り、美味しい朝食を頂きながら、講話の印象をそれぞれに話し合いました。

 (平松 健男 記)

2017年8月23日水曜日

神楽師を生き抜く~八雲立つ心とは~朝霞市倫理法人会 副会長 石山 裕雅 氏

20170822

毎日のようにどこかで雷と集中豪雨が発生するとともに、東日本では日照不足と冷夏で、野菜や稲の育成不十分が懸念されています。海の家もお客さんが少なく、開店休業状態のようです。

本日のモーニングセミナーは、北鎌倉にある円覚寺 帰源院で、セミナー後は、帰源院ご住職による座禅も計画されています。

6時半からは役員朝礼、7時からMSが始まりました。

先ず、今月に新入会された石井弥生氏、中島文子氏の鎌倉市倫理法人会への入会式があり、松谷会長より、入会証と記念品が贈呈されました。お二人ともご自分の得意分野で、積極的にお仕事をされ、今回倫理法人会に入会されることにより、いい意味での自己改革をされて、事業面でも家庭面でも飛躍されることを願います。


松谷会長の挨拶です。

 「仕事には優先順位をつけて取り組む必要があります。重要性、緊急性などから見た優性順位を常に意識しなければいけませんが、自分としてはそれがあやふやになることがあり、反省しています。特に、レッカー車の仕事の優先順位を明確にし、社員にも明確に指示していきたいと思っています。」

何を優先するかは、その人の価値観にもよると思われます。損をしても信頼を得ること、人にやさしく接することなどを優先するのか、取り敢えず利益最優先とするのかなどで、優先順位が変わることもあります。自分の会社の風土をどのような方向を目指すのか、経営者としては考えどころです。その結果が、会社の将来の繁栄を決めて行くと考えると、大切なことだと思います。

 次は、埼玉県朝霞市倫理法人会 副会長 石山 裕雅 氏の講話です。

【石山 裕雅 氏のプロフィール】
昭和4612月生まれ。
無形文化財「武州里神楽」石山社中 十世家元(平成25年)
平成26年結婚
平成27年倫理に入会
平成28年長男誕生

「私は、幼少期にはやる気のない子供で、芸事にも興味がありませんでした。しかし、あるとき、笛に出会い、名人の笛の音に心を動かされ、笛の練習に夢中になりました。どんどん上達していきました。神楽の世界に邁進し、能(謡曲、仕舞)にも没頭しました。」

「43歳で結婚し、家元襲名披露をしました。
44歳のときに倫理と出会い、『神楽を通じて日本創生に微力を尽くしたい』との思いで、地元講演【里神楽を楽しむ会+α】を新座で発会しました。」

「里神楽とは、神と人との仲介役です。そして、人に寄り添う存在です。究極の到達地は大感謝です。」

講和の途中で披露された大和笛の音色は鋭い響きと同時に、周囲を優しく包む奥深い音色であり、心洗われるような想いがしました。本当にそう思いたくなるほど不思議な懐かしさと奥行きを感じさせる音色でした。

「神社は古くは社(やしろ)と呼ばれ、古い時代には、祭りの日に集まって神を祭るための演台のような霊場だったようです。同時に、社はモリとも呼ばれ、樹々の生い茂った森であって、御柱を神と見立てた樹木信仰もあったようです。そのほか御神体が岩や滝のような自然のものだったり、鏡や剣や玉のような御神体が奉納されている場合もあったりで、まさに八百万の神というべきです。

神道における祈りの演舞というのは、神社における寄り合いの祭りの中から次第に形成されてきたのだと思われます。そういった意味で、長期にわたる変遷を経て、より奥深い意味を感じさせるものになったのでしょう。」

 伝統芸能は、過去と現在を結んでいて、過去の人たちと心を通じ合わせることができることのようだと思います。五穀豊穣の祈り、自然災害や疫病などからの防護の祈り、そういった過去の人たちの熱烈な想いが蘇ったような気がしました。

できるなら、実際の舞台での歌舞を拝見したいと思いました。ありがとうございました。

この後、集合写真を撮り、美味しい朝食を頂きながら、講話の印象をそれぞれに話し合いました。
その後、希望者での座禅の会が持たれました。
(平松 健男 記)

2017年8月9日水曜日

~成就への道~倫理研究所 法人アドバイアー 宮井 ヱイ子 氏

20170808

「迷走台風5号が日本列島を自転車以下の速度で縦断し、前夜はどうなることかと心配しましたが、鎌倉では全く台風知らずの穏やかな朝を迎えました。九州や、四国、北陸、東北地方では竜巻なども吹き荒れ、大変だったようです。このままでは、鎌倉付近における今後の水道水の供給が心配です。

10人程度の役員朝礼の声が、由比ヶ浜公会堂内に響きます。6時半からはMSが始まりました。

先ず、松谷会長の挨拶です。

「鎌倫会長を拝命し、2年が経ちました。会長として、普及活動に取り組んできましたが、所期の目標値70社を達成することはできず、何とか50社達成の状態に近づきました。

先日、娘と一緒にお墓参りに行ってきました。今後は、決められたこと、決心したことは実践に向けて最大限努力したいと思います。毎週のMSで会長講話をさせて頂いたことを、感謝します。」

次は、専任幹事の田谷 智広 氏の3分間スピーチです。

「私は、子供の頃から物を大切にしていました。30年前の中学生のときに買って貰った自転車を今でも大切に使っています。勿論、必要に応じて修理したり、タイヤやサドルなどを数回交換するなど、修理しつつ使用しています。運動会の記念なども残しています。物は生きていると感じます。

財布の場合は、お金が大切ですので、お札を折らなくて済む長財布に変えて持っています。小さな財布にお札を折って入れると、お札も痛みます。最近はカード類も増えているし、レシートなども整理して保管しないといけません。従って、必要なものがすぐ取り出せるような工夫をしています。

お金に困らないように、大切に使えるようにするには、財布自体がごみ屋敷にならないようにするべきと思っています。」
 

整理整頓は、基本動作として大切だと思います。家の中、特に机の上が雑然としていれば、優れた論文や資料は書けませんし、「人生の半分は物探し」の人生を送ることになります。

なお、講師のご意向により、残念ながら講話内容のブログへの記載はしません。

この後、集合写真を撮り、美味しい朝食を頂き、散会しました。

(平松 健男 記)

2017年8月2日水曜日

~お宝ひろい放題~鎌倉市倫理法人会 副会長 皆川 美穂子 氏、~着物を着れば違う景色が見えてくる~石井 弥生会員

20170801

「朝から雨」の予報が外れ、蒸し暑い晴天の朝を迎えました。10人程度の役員朝礼の声が、由比ヶ浜公会堂内に響きます。6時半から定例のMSが始まりました。

先ず、松谷会長の挨拶です。


「先日お客様の車を社員がぶつけてしまいました。修理をして事なきを得ました。昨年来、事故が減少傾向で、会社のレッカー業は不振になっています。事故の無いことはいいことなのですが、仕事がなくなるのは困ったものです。夏になり、出かける機会も多いので、事故に遭わないように皆さんも注意して運転して頂きたいと思います。」

事故が減っているとのこと、現在急速に車両の安全装置が普及したことによるのでしょう。将来、無人の全自動運転が本格化すれば、車間距離半減が可能で車両通過可能台数は倍増すると同時に、事故率は現在の1/10以下(車両保険も同率で安価になる?)の時代が来そうです。

次は、鎌倉市倫理法人会 副会長 皆川 美穂子 氏の講話です。


【皆川 美穂子 氏のプロフィール】
鎌倉市倫理法人会 副会長
トルヴェール・アート代表

「鎌倉倫理法人会の普及活動について、他単会からも心配されています。しかし、楽しい会なので入会しようというのでなければ長続きはしません。楽しくなければ、一時的に入会したとしても、直ぐに脱会してしまうことでしょう。この会の誰もが、楽しくなるような雰囲気づくりを工夫して会員増を図りたいと思います。

本日講演して頂く石井さんも、楽しい雰囲気を感じて貰って入会を決意されました。

20年間の鎌倫の経験では、『自分にとって、こんないいことがあった。』という講話は、あまり印象に残らないし、面白くもないと思いました。

私が最初に入ったとき、『受付』を担当しました。その後、会長に推され、就任したとき、責任感が湧き、早朝のMSのため、目覚まし時計に頼らずに起きることができるようになりました。そうなると、倫理とは私にとって良い場所だと感じるようになりました。」

「あるとき、混雑した電車で、からまれそうな感じの酔っ払いが、そして、そばには老人も立っていました。その前の席には、若者が座っていました。すると、その酔っ払いが、若者に、『お爺さんに席を譲れよ』とぶっきらぼうに言いました。その言葉で若者は席を譲りました。私は、その酔っ払いに、思わず、『あなたはお優しい方ですね』と言いました。最初『彼は、酒を飲むと独り言を言う嫌な感じの人』と思っていましたが、実は本当は心の優しい人だったのだと思いました。そのことを口に出せたのは、倫理に入っていたからだと思います。」

「韓国や中国ドラマには、『うまくいったのは、みなさんのお蔭、まずくなったのは、自分のせい』という筋書きが多くあります。人との出会いも同じで、倫理の考え方によって、身なりや口の利き方で人を判断せず、うまい口車に乗せられることなく、相手が本物かどうかの判断力を養うことができたと思います。そして、今回生活クラブの活動を通じて、本物の石井弥生さんと知り合うことができました。感謝です。」

次は、今回、入会を決心された石井 弥生 氏の講話です。


【石井 弥生 氏のプロフィール】
優美出張着付け
3人の子供(小4(女)、中学(女)・高校(男)の3人の子供を持つ)

「皆川さんとは、生活クラブの活動で知り合いました。私欲がなく、率先して人助けをする皆川さんの態度に惚れ込みました。皆川さんは、私のお母さんのような存在で、互いに相談しあったりする関係となり、地域の和も広がり、事業面でも成り立つようになってきました。」

「20年以上前に、今は亡き母が元気だった頃、真っ白な着物に赤い帯を組合せた振袖があり、その白い着物を薄い色に染め変えました。出来栄えには少々がっかりしました。しかし、母が亡くなり再度その着物を見たら、母の気持ちの伝わる美しい着物だったことが分かりました。本当の良さはその時になって、初めて分かるものだと思いました。10年、20年後に良かったと思えるような仕事(着物、着付け)が大切だと思います。母の話は尽きませんが、いつも明るい笑顔の母を思い出します。母は私達のために体を壊してまで、犠牲的に働いてくれました。そして、『自分が作ったあなたが着てくれて嬉しい』と言ってくれました。母が仕立た着物には、『子供が育ってほしい』という祈りが込められていました。奥の深いのが着物だと思います。今後とも感動する美しい着物作りに励みたいと思います。100年前の着物でも、『大切な人のため』という祈りがこもっている着物は美しい。そのような着物を作っていきたいと思います。」

「晩年の母は認知症でしたが、朗らかで笑顔を絶やさない周りの人からも好かれる母でした。私も、そのような母のように笑顔を絶やさない人生を送りたいと願っています。」

今回、皆川副会長のご紹介で鎌倫に入会された石井さんから、着物に関する嬉しいお話が聴けました。どんな仕事でも、感動があってこそ、人生が輝くと信じます。親が子供に対する願い、祈りにはとても深いものがありますが、子供はそれに気付きにくいものです。人生経験をするに連れて、そのことに気付き、親の恩を深く感じ、それがその後の生き方に大きな影響を与えると信じます。今後の事業の繁栄に大いに期待しています。


この後、集合写真を撮り、美味しい朝食を頂き、散会しました。

 

(平松 健男 記)